●安心して依頼できる不用品回収業者の選び方

引越しや大掃除の際、不用品(粗大ごみ)をどのように処分したら良いか迷われる方は多いはずです。特に、引越しの場合、退去までに時間がない、買い替えを検討している家具、家電の処分に困っているという声をよく聞きます。

大型で自分では搬出できない家具や家電、また、量が多く、自分で処分しきれない場合、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。しかし、インターネットで検索すると分かりますが、不用品回収業者は多数存在しており、中には高い見積りを提示する悪徳業者も存在します。ですので、ここでは失敗しない不用品回収業者の選び方をご説明したいと思います。

【目次】
1.不用品回収業者とは
2.不用品回収業者に頼むメリット・デメリット
3.業者選びはここをチェック
4.選定した業者への連絡の仕方
5.見積りを依頼する際の注意点
6.失敗しない業者選びのまとめ

1.不用品回収業者とは
一般的な不用品回収業者とは、会社や自宅で不要になった物を回収処分する民間業者となります。会社など法人では、オフィスの移転時に出るデスクやパソコン、ロッカー、書類等の不用品(廃品、ゴミ)、ご家庭では、処分に困るベッドやソファー、冷蔵庫、洗濯機などの家具や家電、また引越しや遺品整理等で出る大量の粗大ごみを不用品回収業者に依頼されるケースが多いようです。

1-1.不用品回収できるもの
ご家庭や企業で処分したい不用品は、ほぼすべて回収、処分できます。逆に回収困難な物は、食品類など生ごみ(食べ物、医薬品、ペットフードを含む)、中身の入ったスプレー缶、ペンキ、液体等は対象外となります。もちろん、このような物も業者によっては、引き取り可能な場合もありますので、事前に確認することをおすすめします。

2.不用品回収業者に頼むメリット・デメリット
【メリット】
何といっても手間がかからないことです。回収業者が梱包・搬出・処分まですべてやってくれます。自分自身は特に面倒な作業を行う必要は一切ありません。また、市区役所の粗大ゴミと異なり、自分の都合で回収日時を決めることができますので、お仕事で忙しい方、土日しか時間が取れない方などにおすすめのサービスです。

【デメリット】
通常の可燃、不燃ごみとして指定場所に出す、粗大ごみとして各市区町村に依頼するよりも料金が割高となります。また、業者に依頼する場合、各業者によりサービスの質や料金設定がバラバラです。法外な高額請求をされることも少なくありません。ですので、どの業者に依頼すればよいかを検討することがとても重要となります。

3. 業者選びはここをチェック
ほとんどの方が不用品回収業者に依頼する機会などあまりなく、どこに頼んで良いか迷われると思います。まずは、ご自分の周り(ex.友人、隣人)で依頼経験者がいないか探してみると良いでしょう。また、業者の選び方としてポスティングチラシ、インターネットによる検索などもあります。ここでは、様々な選択肢がある中でどういった項目をチェックするべきかについてご説明します。

3-1.資格の所持の確認
実は、不用品回収というサービスは誰でも簡単にできてしまいます。そのため、回収料金をもらったにも関わらず、不用品を不法投棄する悪質業者も少なからず存在します。この問題を少し解消するため国は正規の業者に回収のための資格「一般産業廃棄物収集運搬業 第●●号」を出しています。弊社ものこの資格を所持しているため、安心してご依頼いただけます。この資格を持っている業者であれば、不法投棄をすることはなく正当なルートで不用品を処分することができます。

3-2.甘い言葉に注意
粗大ゴミ・不用品・廃品回収で一番多発するトラブルが、「無料引き取りと書かれていたから依頼したのに、後で高額な請求された」、「まずは見積りだけ依頼したはずなのに、勝手に荷物を積み込み始めて、金額を請求された」という悪質業者によるトラブルです。
「無料回収」とうたっている業者や、「即日無料に伺います」という過剰な表現には気をつけましょう。また、まずは、見積りを依頼する際は、必ず「今日は見積りだけです」と伝えるようにしましょう。

3-3.所在地不明の確認
不用品回収業者の中には、軽トラ1台で拠点を転々とする業者が多数存在します。このような業者は、住所など所在を明らかにしていないためトラブルが発生した場合、後から業者に相談しようとしても見つけることは難しいと言えます。事前に確認する方法として、領収書の発行を事前に依頼してみてください。このような業者は、領収書発行を拒むケースが多く、領収書により料金を受けたことや身元を明かすことを敬遠します。このような業者は明らかに怪しいため依頼しない方が良いでしょう。

4.選定した業者への連絡の仕方
業者選定後は、電話もしくは、ホームページの問い合わせフォームなどで連絡してみましょう。引越しなどで急いでいる方は電話が1番手っとり早く依頼ができます。また、時間に余裕があって電話はちょっと抵抗があるという方は、お問い合わせメールから依頼内容を記入して送ってみてください。2~3日経っても連絡が無い業者は、実在していない場合などが考えられるためおすすめできません。

5.見積りを依頼する際の注意点
不用品の数が少なく、それぞれの品目の詳細を説明することで、優良業者は総額料金の概算をお電話で即お伝えできます。しかし、回収品が多岐にわたり、量も多い場合は、どの業者も現地見積もりが必要となります。

5-1.見積に訪れたスタッフを確認する
見積りに訪れたスタッフを見たり、質問したりすることはとても重要です。ここである程度、安心できる優良な業者かどうかを判断することができます。ポイントとしては、①約束した時間通りに来たか、②服装や身だしなみ、③言葉遣い、④質問に対して、分かりやすく説明し、答えてくれたか。④の質問は、後から追加料金がないか、追加料金がある場合はどのような時か、マニュフェストの発行は可能か、回収できないものは無いか、別途費用はかからないか等を聞くとよいでしょう。態度が悪かったり、曖昧な返答の場合は注意が必要です。

6.失敗しない業者選びのまとめ
★多額の広告費をかけている業者はなるべく避ける

★見積もり時の対応は良心的か

★見積書は総額だけで判断しないで内訳までチェックする

★支払い時に高額請求された場合は、支払ってはいけない

不用品回収業者は、ごく一部の悪質業者によって業界のイメージが損なわれているのが現状です。しかし、ほとんどの業者が明瞭会計で真面目で丁寧な仕事をしています。依頼されるお客様は、事前に業者選定をしっかり行っていただけさえすれば、必ず「頼んでよかった」「助かった」と思える業者に出会えるはずです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です